2013年3月12日火曜日

着物 大島紬 正絹 京洗い クリーニング

大島紬の京洗いです。正絹といえども40年前の品物です。大切に扱われた品物はいつまでも着用可能です。水で洗う洗い張りは正絹を縮ませます。京洗いは縮ませることなく皮脂汚れを落とすことが可能です。

襟 袖ぐりは皮脂の汚れ、袂、裾のすれ汚れを確認してから京洗いとなります。
小さなシミはしみの部分だけに水洗いをしてシミを落とすことが可能です。






京洗い(ドライクリーニング)をご存知の方が少ないので簡単に説明いたします。
丸ごと着物をドライクリーニングすることを”京洗い”といいます。
正絹の着物を着慣れた方は、ベンジンなどを使い、半襟、袖ぐりなどを部分的に洗っていました。化繊の着物が登場してからは家の洗濯機でも洗えるようになりました。それでも高価な着物を部分的に洗うのは面倒ですよね。そこで登場したのがドライクリーニングで洗うという京洗いです。
部分的な処理をしてからドライクリーニングで全体を洗いますのでとてもきれいになります。
全体を洗うことで正絹にコシや張り艶を与えることが出来ます(トリートメント加工を与えた場合)

洗い張りは確かにきれいになります。着物を解き水洗いしてまた縫い合わせるのですから。
京洗いは縮ませることなく小さな部分的なしみを落としきれいにする再生するという特徴を持っているので安心してクリーニング出来る事を知っておいてください。


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