2013年4月15日月曜日

学生服 プリーツスカート 水洗いクリーニング



本日は学生服のお話。
学生服のクリーニングは年に何回するのでしょうか?
最近のお子さんは部活なども忙しく中々クリーニングに出すことが出来ないみたいです。
出したとしても翌日できるスピードクリーニングですね。
新入生の冬服の5月の衣替えは良いとして、冬休み前、春休み前しか出す時期がありませんね。それだけ着用しているにもかかわらず汗やほこりまみれの制服。
ドライクリーニングだけでは落ちません。
やはりドライ&水洗いをしてきれいさっぱりが一番ですね。

学生服のプリーツスカートの水洗いです。
最近の制服は素材も化繊を多用しているのでプリーツですら家庭で水洗いが可能になりました。
今回のプリーツスカートは毛100%の品物になります。
もちろん洗濯表示ラベルは、水洗い禁止です。

制服の中でも毛100%の品物を水洗いすると言うのは昔のクリーニング店では当たり前のように行われていました。
なぜ?今しないかと言うと手間隙がかかり技術的にもプレスできる人材がいなくなってきているからです。





学生服を水で洗う利点です。


  • もちろんきれいになる。汗臭さ、ほこりなども落ちます。
  • 軽くなります。
  • プレスが良く効きますのでシワがよく伸びるパンツのセンタープレスやプリーツのラインも良く効きます。(アイロンを使用した場合。)  
  • セーラーなどの襟、袖の白線もきれいになります。

化繊であってもドライクリーニングのみで汗などが落ちていない品物はどんなにプレスしてもシワが伸びません。                 
汚れが膜を作り、繊維がシワ加工した状態になってしまうからです。
画像は水洗い後、乾いた状態です。

シワだらけです。





毛100%のプリーツは一つ一つひだを裏表プレスします。プレス機などを使うと(アタリ)テカリが出てしまいます。
よくスカートが光ってしまっているのは、毛が擦れている場合もありますが、大体ドライクリーニングのみでプレス機を当ててしまったものが多いようです。
きれいなプリーツはアタリというものが出ないものです。



一枚ずつプレスされると毛100%であってもパーマネントプレスされたようになります。

多少の雨に当たっても持ちが良いです。

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