高級ブランド、ブルネロクチネリの薄手トレーナー(カットソー)をお預かりしました
首周りの黄ばみと、身頃に食べこぼしと思われるシミが数箇所確認できます
デリケートな薄手の生地感を保ったまま綺麗に除去し、全体がすっきりと真っ白に仕上がりました
デリケートな高級衣類のしみ抜きやメンテナンスは、ぜひ当店にお任せください
千葉クリーニング商会 高難度シミ抜き・特殊衣類施工事例集 東京荒川区で創業65年超。近代設備を備えた自社工場での手仕上げと、深い知識による染み抜きに精通した専門店です。 カシミヤ・シルク素材、高級ブランド、和服、バレエ・ダンス衣装など、他店で断られるような特殊なお品物から、布団やカーペットまで幅広く対応しております。 当ブログは「他店で断られた」「このシミをなんとか落としてほしい」というお客様のご相談にお応えした、実際の復元・施工事例(データベース)です。 ※当店のお支払いは「お引き取り時・現金のみ」となっております。あらかじめご了承ください。
高級ブランド、ブルネロクチネリの薄手トレーナー(カットソー)をお預かりしました
首周りの黄ばみと、身頃に食べこぼしと思われるシミが数箇所確認できます
デリケートな薄手の生地感を保ったまま綺麗に除去し、全体がすっきりと真っ白に仕上がりました
デリケートな高級衣類のしみ抜きやメンテナンスは、ぜひ当店にお任せください
久しぶりに着ようと出してきた礼服(フォーマルスーツ)に、うっすらと白いカビが発生していたご相談です。
カビは生地そのものから突然生えるのではなく、「着たときに付着した汗や皮脂、食べこぼしなどの汚れ」を栄養源にして発生します。
汚れがついたままクローゼットへしまい込むと、雨の多い時期や長引く湿気によって、カビの発生を避けることはできません。
ドライクリーニングだけでは落ちにくい「汗や水溶性の汚れ(カビの栄養分)」を落とすため、当店では適切な水洗い処理を行っています。
栄養源となる汚れをすっきりと洗い流すことで、付着していたカビも根本から綺麗に流し落とします。
古着屋さんで購入されたというコットンコートのご依頼です。
「購入後に室内や明るい場所でよく見たら、全体にポツポツと小さな茶色い点々状のシミがあることに気づいた。なんとか目立たなくして着られるようにしたい」とのご相談でした。
原因:生地内部に使われている「糊(接着剤)の昇華」
このようにコットン製品のあちこちに小さな点状で出てくる黄茶色のシミは、食べこぼしや外部からの汚れではなく、「生地内部の接着芯(糊)の昇華」が原因であることが多くあります。サビ水が飛んだようにも見受けられますが、コート全体に小さな点があるため、糊の昇華と判断できます。
コートの衿や見返し、縫いしろ部分などには、型崩れを防ぐために内側に「接着芯」が貼り合わされています。
年数が経つと、その内部の接着糊が経年劣化・化学変化を起こし、表地の綿(コットン)繊維へ染み出して黄色く変色(昇華)してしまう現象です。
古着などの年代物や、長期間保管されていたお洋服によく見られる特有の症状です。
この「糊の昇華」によるシミは、生地の内部から化学変化を起こして染み出しているため、完全に取り除く(ゼロにする)ことは物理的に非常に困難です。強力すぎる薬品を使うと、コットンの生地自体を傷めたり色落ちさせてしまうリスクもあります。
そのためお客様には事前に、
「糊の変色特性上、100%完全に消し去ることは難しく限界があること」
「生地を傷めない範囲で極限まで薄くし、着用時に気にならないレベルを目指すこと」
をしっかりとお伝えし、ご納得いただいた上で作業を行いました。
生地へのダメージを最小限に抑えつつ、特殊な薬品処理を重ねていきました。
完全除去とまではいきませんが、「言われてよく探さないと分からない」というレベルまでしっかりと薄く復元することができました。
遠目からはもちろん、近くで見てもほとんど目立たない状態になり、これなら街着として気持ちよく着用していただけます。
古着や年代物のコートには、経年変化による「内部糊の昇華シミ」が思わぬ場所に出てくることがあります。
完全除去が難しい現象ではありますが、プロの手で適切な処理を施せば、諦めかけていたお洋服も「探さないと分からないくらい」まで目立たなく復元できるケースが多々あります。
古着で購入されたお気に入りのお洋服のシミでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
イタリアの最高峰生地メーカーLoro Piana(ロロピアーナ)の「SOFTIME(ソフタイム)」を使用した、エレガントなホワイトサマージャケットのウエットクリーニングです。
夏場に着用して染み込んでしまった汗や皮脂汚れをさっぱり洗い流し、本来の上質な風合いを取り戻すメンテナンス(水洗い)を行っていきます。
特徴:その名の通り、優しくソフトな手触りと軽やかな着心地が魅力の高級上質素材です。
お手入れのポイント:立体的な織りと繊細な風合いが魅力ですが、白のジャケットは汗による黄ばみやクスミが目立ちやすいため、定期的な水洗いメンテナンスが欠かせません。
汗や皮脂などの水溶性汚れは、通常のドライクリーニングだけでは落としきれません。そのまま放置すると生地のゴワつきや嫌なニオイ、黄ばみの原因になります。
デリケートな高級生地ですが、汚れを根本からリセットし、本来の通気性と明るさを取り戻すためにウェットクリーニングで処理します。
水洗い・乾燥後の状態(プレス前)
今回はザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)のダウンジャケットをお預かりしました。
なんと「5年間一度も洗っていない」とのこと。
長年蓄積した襟元や袖口の皮脂・汗汚れ、全体のくすみを水洗いでさっぱりリセットしていきます。
繊維の奥に溜まった5年分の汚れをしっかり浮かせ、手作業でやさしく丁寧に水洗い。
羽毛(ダウン)を傷めないよう適切な乾燥と復元作業を行い、きれいに洗い上げます。
長年洗っていないダウンジャケットやアウターも、適切な水洗いで本来の綺麗さと軽さを取り戻せます。お気軽にご相談ください!
遠方のお客様より、宅配クリーニングでのご相談をいただきました。
「洗わずにしばらく保管していたお洋服を着ようとしたところ、前後に黄色い汗染みが浮き出ていた。近所のクリーニング店に相談したが『漂白処理ができない素材のため落とせない』と断られてしまった」とのことでした。
「漂白できない」と言われたお品物ですが、生地の素材特性と染色を見極め、適切な薬剤と温度管理のもとで慎重に復元加工(黄変抜き)を施しました。
生地の風合いや色合いを傷めることなく、前後の頑固な酸化汗染みもキレイに除去でき、本来の清潔感ある真っ白な状態へと復元いたしました。
「他店で断られた」「漂白不可と言われた」というお品物であっても、素材に合わせた専門的な処理を行えばキレイに修復できるケースが多くあります。
遠方のお客様からの宅配でのご相談・ご依頼も承っておりますので、お気に入りの一着をあきらめて捨てる前に、ぜひ一度ご相談ください。
大人気のTHE NORTH FACE × Supremeのコラボアイテム。
このように、真っ白なロゴであった「SUPREME」ロゴプリントは、時間の経過とともにプリント樹脂自体が脆くなっていきます。
劣化が進んだプリントは、ドライクリーニング・水洗いのどちらであっても、洗浄時のわずかな摩擦でポロポロと剥がれてしまうリスクが高くなります。
「じゃあ洗わずに着れば大丈夫?」と思われるかもしれませんが、実は着用時の汗や皮脂が付着したままになると樹脂の劣化(加水分解)が進んでしまいます。
とはいえ、大切に保管していたとしても、空気中の湿度や年月の経過によって最終的には自然と剥がれてきてしまうのがこのプリントの特性でもあります。
プリントの劣化は、特定のブランドに限った話ではありません。
こちらは1993年、ACミラン vs サンパウロFCのトヨタカップ会場で抽選で当たった人しか手に入れられなかったという、超激レアな非売品ベンチコートです。背中の大きな「TOYOTA CUP」のプリントを見ると、全体的にひび割れて下地が見えるほど剥がれが進んでいるのが分かります。
どんなに貴重で大切に保管されているお品物であっても、約30年という年月が経つとプリント樹脂の寿命により、このように自然と脆くなってしまいます。
ここまで劣化が進んでいると、どのような洗い方をしても洗浄時の摩擦を100%防ぐことはできず、プリントが剥がれ落ちてしまうリスクが非常に高くなります。
当店では状態を見極め、できる限りダメージを抑えるよう慎重に作業を行いますが、すでに劣化が進んでいるプリントの剥がれを物理的に止めることはできません。
そのため、「少しでも剥がれるなら洗いたくない」「購入時の完璧な状態を保ちたい」というご要望に関しましては、お品物の安全を第一に考慮し、誠に恐縮ですがクリーニングをお断り(ご辞退)させていただく場合がございます。
プリントの剥がれはアイテム特有の経年変化としてご理解いただき、お品物のメンテナンスでお悩みの際はお気軽にご相談ください。