こんにちは!千葉クリーニング商会です。
今回は、クローゼットに長期間保管されていたお客様からご依頼いただいた、黒のウールトレンチコートのカビ取り事例をご紹介いたします。
ご相談内容
「久しぶりにクローゼットから出したら、コート全体に白い点々が……!」とお困りのご様子でお持ち込みいただきました。
お預かりしたコートを確認してみると、裾やポケット周り(前身頃の広い範囲)に、びっしりと白カビが発生してしまっていました。
黒地のコートだけに、白いカビが目立ってしまっている状態です。今回のコートはウール100%の上質な素材でした。
ウールなどの動物性繊維はデリケートで、湿気がこもりやすい環境に置くと、カビが発生しやすくなります。
一見すると表面に粉が乗っているだけのように見えますが、ご自分でブラシで払ったり拭き取ろうとすると、カビの胞子をウール繊維の奥へ押し込んでしまったり、部屋中に胞子を撒き散らしてしまうリスクがあります。
今回は、ウール100%の上質な風合いや型崩れを防ぐため、水洗い(ウェットクリーニング)は行わず、ドライクリーニングと当店の特殊なカビ取り・除菌処理でアプローチいたしました。
1 カビ菌の不活性化&胞子除去 まずは生地にダメージを与えないよう、表面のカビ菌や胞子を丁寧に除菌・除去します。
2 ウールに適したドライ洗浄&特殊カビ取り 型崩れや縮みのリスクを避けるため、ウール素材に最適なドライ洗浄と専用の処理剤で、残留したカビの成分や脂分をスッキリ落としていきます。
3 風合い復元&成型アイロン仕上げ 処理後、ウール本来のツヤとなめらかな肌触りを取り戻す仕上げを行い、トレンチコートの綺麗なシルエットへと手アイロンで丁寧に整えました。
処理後の状態がこちらです!
■ クリーニング店からのワンポイントアドバイス
ウール製品をカビから守るためには、以下のポイントが大切です。
着用後はすぐにクローゼットにしまわず、半日ほど陰干しして湿気を飛ばす
クリーニング後にかかっているビニールカバーは外し、通気性の良い不織布カバーに掛け替える
クローゼットの換気や除湿対策を定期的に行う
「カビが生えてしまってもう着られないかも…」と諦める前に、ぜひ一度当店にご相談ください!
【今回の施術メニュー】
ウールコート ドライクリーニング
特殊カビ取り・除菌加工